
カナダの高校1年生は、Grade 10。
留学生が高校1年生として学ぶ場合、英語の授業では English 10 を履修することになります。
日本の高校でいう「国語」にあたる科目ですが、もちろん授業はすべて英語。
読み書きだけではなく、文章を書いたり、自分の考えを伝えたり、さまざまな形で英語を使って学んでいきます。
English 10にはどんな科目がある?
BC州のEnglish Language Arts 10には、いくつかの科目があります。
例えば、
- Composition 10
- Creative Writing 10
- Literary Studies 10
- New Media 10
- Spoken Language 10
などがあります。
それぞれ扱う内容が少しずつ異なり、文章を書くことを中心に学ぶ科目や、文学作品を読む科目、プレゼンテーションやコミュニケーションなどを扱う科目があります。
実際の授業内容や履修できる科目は、学校や年度によって異なる場合があります。
読む・書く・話す。いろいろな英語を使う
English 10では、単純に英単語や文法だけを勉強するわけではありません。
文章を読んで内容を理解したり、自分の考えを文章にまとめたり、クラスで発表したり。
さまざまな方法で英語を使いながら学んでいきます。
そのため、日常会話ができるようになってきた留学生でも、English 10の授業になると難しく感じることがあります。
特に、英語で文章を読んで内容を理解し、それについて自分の考えを英語でまとめたり、分析したりすることは、普段の会話とはまた違った力が必要になります。
ESLを終えたら、すぐに簡単にできるわけではない
留学生の場合、最初はESLなどの英語サポート科目からスタートすることがあります。
ESLで英語の基礎を学び、必要なレベルまで進むと、地元の学生と一緒にEnglish 10などの英語の授業を履修していきます。
ただ、ESLを終えたからといって、English 10が簡単にできるとは限りません。
実際に、English 10で苦戦する学生もいます。
高校のESLで学ぶ内容は、English10への準備です。しっかり学んでから10へ進みますが、それでも留学生にとっては簡単ではありません。
👉 カナダ高校の英語|English 10で多くの留学生が最初に感じる壁
最初は難しく感じても、授業や課題に取り組みながら、少しずつ慣れていく学生もいます。
過去のEnglish 10の州統一テスト
以前は、English 10に関連する州統一テスト(Provincial Exam)が行われていました。
現在はこのテストは実施されていません。
ただ、過去の試験問題を見ると、当時のEnglish 10でどのような内容が扱われていたのかを知る参考になります。
気になる方は、過去の試験問題を見てみてください。
👉 過去のEnglish 10 Provincial Examはこちら
カナダの高校1年生で学ぶ英語
カナダの高校1年生で履修するEnglish 10は、留学生にとって大きなステップになることがあります。
ESLとは違い、地元の学生と同じ授業の中で、英語を使って文章を読み、書き、考え、伝えていくことになるからです。
「英語で会話ができるようになったから大丈夫」と思っていても、授業ではまた違った難しさがあります。
そして、English 10はEnglish 11、English 12へとつながる基礎となる科目です。
English 10、English 11、English 12はいずれも高校卒業に必要な英語の科目なので、English 10をしっかり学ぶことは、その後の授業や卒業に向けた学習にもつながっていきます。
カナダの高校では、こうした授業を一つずつ履修しながら、卒業に必要な単位を取得していきます。
