カナダ語学留学で変わった学生

オフィスでの、ある日の出来事。

カナダに来たばかりの学生が、突然こう宣言してきました。

「毎週水曜日、お休みします」

……え?

突然のことだったので、びっくりして、

どういうこと?と聞き返しました。

すると、その学生。

「週末明けは休み明けだから、月曜日は学校に来られる。

火曜日は、水曜日が休みだと思ったら頑張れる。

木曜日は、水曜日に休んだから学校に行ける。

金曜日は、土曜日がお休みだから頑張って来られる。

だから、週の真ん中の水曜日をお休みします」

とのこと。

なるほど……。

いや、なるほどじゃない。

もちろん、ダメ出しです。

そんなことはダメです。

と伝えました。

そんなことを言っていた学生ですが、その後、3か月の語学留学を無事に終了。

しかも、欠席なし。

放課後は友達と出かけることもあり、週末にはホストファミリーと一緒に旅行に行くこともありました。

そして帰国後。

ホストファミリーから、

「今もずっと連絡を取り合っている」

と聞いたときは、またびっくり。

カナダに来たばかりの頃には、

「毎週水曜日、お休みします」

と言っていた学生が、3か月間一度も学校を休まず、友達と出かけたり、ホストファミリーと旅行に行ったりしながら、カナダでの生活を楽しんでいました。

日本では学校に毎日行くことがしんどくて、欠席する日も多かったのに、カナダでは毎日学校に通うことができたという学生たちたくさんみてきました。

みんな、カナダでの毎日を楽しみながら、少しずつ自分の生活を作っていったのだと思います。

環境が変わったから、それだけで自分も変われるということではないのかもしれません。

「ここでやってみたい」「少し変わってみたい」――そんな気持ちを持ってカナダに来た学生たちだからこそ、新しい環境の中で少しずつ自分の生活を作っていけたのかなと思います。

最初は「毎週水曜日、お休みします」と言っていた学生も、終わってみれば3か月間、欠席なし。

そんな姿を見ていると、カナダでの新しい生活をどう過ごすか、その中で何を見つけていくかは、一人ひとり違うんだなと改めて感じます。

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