カナダ高校留学について、保護者の方からお問い合わせをいただくことが多いですが、時々、最初から最後まで学生本人が連絡をしてくることがあります。
以前、そんな学生がいました。
その学生は、もともと別の留学エージェントを通して、カナダの高校へ1学期の体験就学に来ていました。
そして、日本へ帰国。
その後、
「やっぱりカナダの高校を卒業したい。」
と考えるようになりました。
そこで、もう一度カナダへ戻って卒業留学をすることになったのですが、ここからがちょっと珍しいケースでした。
保護者の方が学生に出した条件は、
「自分で全部連絡や書類をするなら、行ってもいいよ。」
というもの。
そこから、その学生自身が私たちに連絡をしてきました。
学校のこと。
必要な書類のこと。
留学の準備について。
分からないことがあれば質問をして、こちらからお願いしたことがあれば確認して、必要なものを一つずつ準備していきました。
そして、準備期間中、保護者の方が一度も連絡してくることはありませんでした。
本当に、最初から最後まで学生本人とのやり取りです。
もちろん、分からないこともあったと思います。
書類も、初めて見るものばかりだったと思います。
それでも、一つずつ確認しながら準備を進め、無事にカナダへ戻ってきました。
では、なぜその学生が私たちに連絡してきたのか。
実は、体験就学中に、私たちのところの学生も高校卒業を目的に、同じ高校に通っていました。
その学生から、ホストファミリーのことや、私たちのサポートについて話を聞いていて、
「いいなー。」
と思ったことが、私たちに連絡をしてくれるきっかけになったそうです。
最初から私たちのところで留学をしていたわけでもありません。
体験就学の時点では、別のエージェントを利用していました。
それでも、実際にカナダの高校生活を経験して、もう一度カナダに戻りたいと思ったときに、自分で連絡をしてきてくれました。
そして、今度は体験ではなく、卒業を目指してカナダへ。
高校留学では、保護者の方が中心になって準備を進めるケースももちろんあります。
でも、中には、学生本人が少しずつ自分で動き始めるケースもあります。
「カナダの高校に行きたい。」
と思ったとき、
「じゃあ、どうすれば行けるんだろう?」
と自分で調べたり、問い合わせたり、必要なことを確認したり。
そうやって動いていくうちに、留学が少しずつ「自分のこと」になっていくのかもしれません。
この学生とのやり取りを思い出すと、修学旅行中なのに返信をくれて、きれいな写真まで送ってくれたときのことを、今でもよく覚えています。

