9月。カナダ高校留学。
カナダの高校も新学期が始まり、学生たちが戻ってきました。
9月から高校生活を開始する学生もいれば、去年からカナダで学校生活を続けている学生もいます。
そして、毎年この時期になると思うことがあります。
高校生の1学年の差って、結構大きいな、と。
去年の9月には、まだカナダに来たばかりだった学生。
英語で話しかけられると、ちょっと考えてから返事をしていたり。
学校のことも、生活のことも、
「これってどうすればいい?」
と聞いてくることが多かったり。
最初は、何をするにも少し緊張しています。
そもそも、カナダで高校生活を始めるというのは、学校に通うだけでも結構大変です。
朝早く起きて、自分のことを自分でして、学校に間に合うように家を出る。
バスに乗って学校へ行って、授業を受ける。
スポーツをしている学生は、授業のあとにチームの練習へ行って、帰宅するのは夜。
夕食を食べて、宿題をして、時には洗濯もしないといけない。
寝るのが遅くなって、また朝は早く起きる。
しかも、英語はまだ十分にできない。
思うように伝わらないこともあるし、いろんなことがうまくいかなくて、ストレスを感じることもあります。
ホストファミリーとの関係が良好で、居心地のいい生活ができていても、日本にいる親の存在のありがたさに気づく学生も結構います。
そんな毎日を過ごしながら、少しずつカナダでの生活に慣れていきます。
そして、1年後。
学校のことを自分で確認したり、友達と普通に英語で話していたり。
最初は誰かに聞いていたことを、自分でやっている姿を見ることが増えます。
生活に慣れてくると、考えることも少しずつ変わっていきます。
最初は、
「高校生活をどうしよう。」
だったのが、
「高校を卒業したら、どうしよう。」
という話になっていく。
日本へ帰るのか、カナダに残るのか。
アメリカへ行くのか。
カレッジへ行くのか、大学へ行くのか。
スポーツを続けるのか。
英語をもっと勉強するのか。
そんなことを考えるようになります。
毎日の学校生活や、友達との時間、スポーツ、ホストファミリーとの生活。
そういうものを一つずつ経験していくうちに、いつの間にか変わっている学生たち。
そして、それが3年間続いていきます。
高校生の3年間。
カナダへ来たときにはまだ考えていなかったようなことを、自分で考えて、自分で決めようとしている。
進路を決め始めている学生たち。
そんな姿を見ていると、
「高校生の3年間って、こんなに変わるんだな。」
と、改めて思います。
今年もまた、9月から新しい1年が始まりました。
来年の今頃には、今いる学生たちはどんなふうになっているんだろう。
そんなことを考えながら、今年も学生たちを見ていきたいと思います。

