「何かを変えたい」からカナダへ。学生たちが見つけたもの

カナダ高校留学をする学生たちの中には、日本の高校に在学しながら語学学校に通ったり、カナダの公立高校に1学期、または1年間就学したりする学生たちもいます。

そんな学生たちの中には、

「何かを変えたい」

「自分も変わりたい」

そんな気持ちを持ってカナダに来る学生もいます。

もちろん、英語を学びたいという気持ちはあります。

でも、本当の目的は、もう少し別のところにある。

そんなこともあります。

初日から心配が尽きなかった学生

カナダに到着したばかりの、とても心配性な学生がいました。

初日から、

「朝、起きられなかったらどうしよう」

「学校に遅刻したらどうしよう……」

と、心配が尽きません。

心配する気持ちはよくわかります。

でも、毎日そんなことばかり考えていたら、それだけでも疲れてしまいます。

そこで、

「『遅刻したらどうしよう』って考えるより、『学校に間に合うように行こう』って考えてみたら?」

そんな話をしました。

その日にできたことも、1つでいいから英語で書いてみる。

そんなことを話しながら始まった、カナダでの2か月間。

その学生は、語学学校を遅刻も欠席もすることなく終えました。

カナダに来たばかりの頃は、あんなに心配していたのに。

2か月後には、いつも笑顔で学校へ通っていました。

日本へ帰国した後は予備校に通い始め、しばらくして、

「第一志望の大学に合格しました!」

と連絡をくれました。

学校へ行くことが楽しくなった学生

別の学生は、カナダに来て語学学校に通い始めました。

クラスには、いろいろな国から来た学生がいます。

その中でたくさん友達ができました。友達と遊びに行くことも増えました。

でも、ときどき過去の出来事を思い出してしまうこともありました。

それが、その学生を学校から遠ざけてしまうこともありました。

そんなときは、スタッフとたくさん話しました。

ホストファミリーとも、たくさん話しました。

少しずつ笑顔が戻ってきた頃、その学生から、

「9月の新学期から現地校に行きたい」

という言葉が出てきました。

そして、9月から現地校へ。

1学期だけの現地校生活でしたが、その間には日本の大学受験のために一時帰国することもありました。

その後、無事に大学に合格。

1月末に現地校の前期を終えて日本へ帰国し、その3月には日本の高校を卒業。

そして4月からは、大学生になりました。

英語を学ぶことだけが目的ではない

カナダへ留学する理由は、学生によって違います。

「英語を話せるようになりたい」

という学生もいれば、

「日本とは違う環境で生活してみたい」

「何かを変えてみたい」

「新しい場所で、自分のことを考えてみたい」

という学生もいます。

英語を学ぶことは、もちろんカナダ留学の大きな目的の一つです。

でも、それだけではない。

カナダで生活して、学校へ行って、いろいろな人と出会って。

その中で、少しずつ毎日の過ごし方が変わっていく学生もいます。

そして、帰国した後も、それぞれの場所で次の生活を始めていきます。

これまでたくさんの学生たちを見てきて、

「カナダ留学って、英語を学ぶだけじゃないんだな」

と感じることがあります。

何かを変えるためにカナダへ来た学生が、カナダで過ごす時間の中で、自分なりの答えを見つけていく。

これまで、そんな学生たちをたくさん見てきました。

カナダ高校留学