カナダ紹介
カナダは、大自然の宝庫です。
開発を最小限に抑えて自然を残し、国土の40%を国立,州立公園として管理されたカナダは、自然保護先進国です。
カナダは、大自然の宝庫です。
世界を対象にした国連の調査で、毎年世界で最も住みやすい国として選ばれるカナダは、
安全性、生活水準の高さ、教育水準の高さ、またアメリカやイギリスに比べカナダドルの安さと様々な魅力から
海外留学地として大変人気があります。
海外留学するにあたり、安全性と留学費用の安さは、留学生のみなさんが一番希望することではないでしょうか。
- 世界2位の国土面積
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国土面積は909万3507平方キロメートル(日本の約27倍)で、ロシアに次ぐ世界第2位です。
国土は10州と人口稀薄な3準州に分けられ、それぞれ地形や自然環境も異なり、
それぞれ独自の自冶権をもつ国連国家です。その為、各州によって教育や法律制度が異なります。
首都は、オンタリオ州 オタワです。
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- 日本の1/4の人口
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カナダの人口は約3,100万人(2001年 カナダ統計庁)です。
日本の約27倍の面積に約4分の1の国民が住んでいる計算になります。
カナダの先住者は、先住民族インディアン, メティス(先住民とヨーロッパ人の両方を祖先とする人々),
イヌイット(北極地方の人々)ですが、第二次世界大戦以前は、カナダへの移住者の大半はヨーロッパ出身者でした。
1945年を境にアジア、南米、カリブ海諸国からの移住者数がぐんと増えました。
カナダの日系人の数は約7万人といわれています。
カナダは、それぞれの民族が個性豊かな文化や伝統を守りながら共存共栄する「モザイク」国家を形成しています。
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- 公用語
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カナダの公用語は英語とフランス語です。
しかし、カナダ全土で2つの言語は話されているわけではありません。
フランス語を話すのは、大半がケベック州に集中しているため、
他の州ではフランス語は殆ど語られず英語が日常の共通語です。
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- 気候と気温
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広大なカナダの気候は、温度も降水量も地域によってまた季節によってかなり異なります。
バンクーバー(ブリティッシュ・コロンビア州)
ブリティッシュコロンビア州は比較的1年を通して温暖です。
夏は涼しく低湿度で、最高気温は15〜25℃と大変すごしやいです。
冬は殆ど雪が降りませんが、雨が多いのも特徴です。
カルガリー(アルバータ州)
アルバータ州は、日本で言えば北海道のような気候です。春になるとすぐに夏がやってきて、
9月中旬には秋風が吹き、10月下旬には冬の足音が聞こえ始めます。
冬は平均0〜−10℃ほどで、ときには−30℃になることもあります。
トロント(オンタリオ州)
7月、8月は陽気な天気が続き、連日25度以上の暑さですが、日本の夏に比べると過ごしやすいでしょう。
冬になるとうってかわって寒さが厳しくなり、ときには気温が−20℃になることもあります。
またトロントの気温は変化しやすく、真夏でも冬のように寒くなったり、インデアンサマーといわれて
10月ごろに夏日が数日間続くこともあります。
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- 平均最低/最高気温

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- カナダ国内の時差
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広大な国土を持つカナダは6つのタイムゾーンに分かれています。
西から東へ向かう場合は1時間ずつ進み、東から西へ向かう場合は1時間ずつ戻ります。
例えばバンクーバーがPM1:00の各地の時刻は以下の通りです。
カナダ国内には時差があるので、長距離旅行や電話等の際は先方の時間を確認してから電話を入れましょう。

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- 日本との時差
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バンクーバー地域の日本との時差は日本からマイナス17時間です。
日本の午前10時を基準に比較した場合、各地域の時間と時差は下記のようになります。
以下は、冬季時差比較表(10月最終日曜日〜4月第1日曜日)です。

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- 夏時間(サマータイム)
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カナダは北緯41度〜北極圏の国なので、冬と夏の日照時間が大幅に異なる為、サマータイム(夏時間)があります。
サマータイムの実施期間は、通常4月第1日曜日から10月の最終土曜日までです。
1時間早い時刻になりますので、注意しましょう。
サマータイムにより、夏の日照時間が長くなるので、夜10頃まで野外でスポーツやアウトドアを楽しむ事ができます。
サスカッチュワン州のみサマータイムは採用されていません。
サマータイム期間中の日本との時差と時刻の比較は下記のようになります。
サマータイムは、(4月第1日曜日〜10月最終日曜日)です。

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- カナダの祝祭日
- カナダの祝祭日にあたる日は、ほとんどの店が営業を短縮するか休業します。

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- カナダの通貨
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カナダの通貨はカナダドル、通常カナダ国内では$で認識されています。
しかし、アメリカのUS$と区別するためにC$と表示する場合もあります。
インターネット上での$マークは殆どUS$を表示している場合が多いので注意しましょう。
カナダドルとアメリカドルではかなりの値段の差があります。
カナダドルはアメリカドルに比べると日本円からのドル換金の為替レートがよく、留学するには大変有利です。
カナダでは何かを支払う際、お金のほかに小切手、デビットカードがよく使われます。
日常のちょっとした買い物でもデビットカードを使う人は少なくありません。
したがってあまりお金を持たない人が多いようです。カナダでの生活は、小銭が必要になることが多々あります。
バスを利用する際、電話を利用する際、チップを支払う際などです。
両替のみしてくれるお店はあまりない為、こういった硬貨は常に持ち合わせておく必要があります。
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- 紙幣の種類
- 紙幣は上段左から右へ、$100, $50, $20、下段左から$10, $5。

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- 貨幣の種類
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硬貨は上段左から1ドル(ルーニーLoonie), 2ドル(トゥーニーTwoonies)、
下段左から1セント(ペニーPenny), 5セント(ニッケルNickel), 10セント(ダイムDime),
25セント(クォーターQuarter)。

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- 宗教
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カナダの宗教は,キリスト教徒が80%以上です。
なかでも、カトリックとプロテスタントが主流です。
しかし、移民国家のカナダですので、各国の宗教の寺院も目にします。
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- 電圧/プラグ
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カナダの電圧は110ボルト、60ヘルツ。
コンセントのプラグは日本と同じで2つです。
ヘア−ドライヤーなどは短時間であれば日本製を使っても支障はありませんが、寿命が短くなる可能性があります。
もし気になるようであれば、変圧器は日本で購入し持参しましょう。
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- エチケットについて
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日本と異なり、カナダでは公共の建物内全て禁煙となっています。
一部レストランやバーでは喫煙可の場所もあります。
タバコは、日本の様に自動販売機では販売されていませんので、お店にて購入します。
19歳未満の喫煙は禁じられています。飲酒も同様に、公園や公共の場での飲酒は禁止されています。
また、酒類は「リカーショップ」と呼ばれる特定の店でのみ購入ができます。
日本人は年齢よりも若く見られる傾向がある為、タバコやお酒を購入する際は
写真付の身分証明証の提示を求められる場合もあります。
飲酒に関する未成年の年齢制限は州によって異なります。
BC州は、19歳未満は飲酒が禁じられています。
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- チップの習慣
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日本人には苦手なのがチップです。
$1以下の小銭を使ってチップを渡すのは失礼にあたるので気をつけましょう。
また、よほどサービスが悪いと感じたときは、無理に渡す必要はありません。
チップはあくまでも気持ちなので、以下の例を参考にしてその場に応じて渡すようにしましょう。
レストラン、喫茶店等
料金の10〜15%を会計後にテーブルにおきましょう。
クレジットカードで支払う場合は伝票のチップの欄(gratuity, pourboire)にチップの額を書き込みましょう。
デビットカードで支払う場合は料金を打ち込んだ後に、チップを含めるかどうかの問が表示されます。
そのまま支払うチップの額を打ち込むか、
またはNOにしておいてテーブルにチップの分のみ現金で置いておくのもいいでしょう。
タクシー
料金の10〜15%を料金時に渡します。荷物が大きい時は1つにつき$1程度を、
メーターに上乗せして請求してくることがあります。
その場合はメーターに対する割合で計算しましょう。
ホテルのドアマン、ベルマン
荷物1個につき$1〜$2を渡しましょう。タクシーを呼んでもらった場合も$2程度 渡します。
ホテルのルームメイド
連泊の時以外は必要がありません。チェックアウトの際、サイドテーブルに1泊につき$1〜2を置いておきます。
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