
カナダ高校留学をするにあたって、その目的は人それぞれだと思います。
日本の大学受験に向けて英語力を伸ばしたい。
英語圏の大学へ進学したい。
現地の高校生活を体験してみたい。
これまでたくさんの学生たちを見てきた中で、ひとつ思うことがあります。
カナダ高校留学は、英語圏の大学へ「進学すること」だけではなく、「進学した後」に強いな、と。
もちろん、アメリカのカレッジへ進学するためにTOEFLのスコアが必要で、チューターをつけて勉強し、スコアを上げて進学していく学生も少なくありません。
私が「英語圏の大学進学に強い」と思うのは、受験のことではなく、その後の大学生活のことです。
よく「カナダやアメリカの大学は入るより卒業する方が大変」と言われます。
学生たちを見ていると、「入るのもそんなに簡単ではないけど…」と思うこともありますが(笑)。
大学へ進学すると、授業の内容は学部や学科、学校によってもちろん異なります。
そんな中で、カナダの高校を卒業した学生たちが強いなと思うことの一つが、エッセイです。
高校では、さまざまな種類のエッセイの書き方を学びます。
英語で作文を書く力です。
カナダの高校では、5パラグラフのエッセイを書くことが当たり前になっていきます。
与えられたテーマをもとに、自分の考えを整理し、構成を考えながら文章を書いていきます。
それが、カナダのEnglishの授業です。
コンパリソン、クリティカル、リサーチ、ショートストーリーなど、本当にさまざまな書き方を学びます。
私から見ると、「この授業を受けていたら、みんなライターになれるんじゃない?」と思ってしまうくらいです(笑)。
だから、大学へ進学してエッセイの課題が出ても、大きく戸惑うことは少ないだろうと思います。
そしてもう一つは、発信型の授業スタイルです。
自分の考えを伝えたり、発表したり、ディスカッションをしたり。
そうした授業にも、高校生活の中で自然と慣れていきます。
さらに、カナダという異文化の中で生活してきた経験は、アメリカをはじめとする英語圏の大学生活にも比較的なじみやすい環境をつくってくれると思います。
今はインターネットが発達し、日本にいながら海外とつながることもできます。
オンラインで英語を学ぶこともできますし、留学経験がなくても海外の有名大学へ進学したという話を耳にすることもあります。
それでも、現地で生活することでしか身につかないことは、やはりたくさんあります。
カナダの高校へ通い、現地の高校生と同じ教室で学び、同じ時間を過ごす。
これはインターネットでは経験できません。
友達を作ることも、その一つです。
高校3年間を終えた学生たちが築いてきたものは、英語力だけではありません。
現地でできた友達。
ホストファミリー。
学校の先生。
チームメイトやコーチ。
たくさんの人とのつながりも、高校生活の中で得た大切な財産です。
そんなカナダ高校での経験は、カナダやアメリカの大学へ進学した後も、きっと大きな力になってくれると思っています。
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