スポーツを通じて、友達の輪が広がることがあります。
ただ、スポーツをしていないからといって、友達の輪が広がらないわけではありません。
カナダ高校留学で、数カ月語学学校に通っていた学生の話です。
その学生は、ダウンタウンの語学学校に通っていて、放課後になると、いつも近くのバスケットボールコートに向かっていました。
学校から歩いて行ける距離にあるそのコートは、観光客や地元の人たちでいつもにぎわっている場所です。
そこには常に誰かがいて、自然と「一緒にやる?」と声をかけられ、3on3のゲームに混ざるようになったと話してくれました。
最初はただボールを通じたつながりでしたが、何度も通ううちに顔なじみが増え、少しずつ会話も生まれていきました。
学校とはまた違う場所で、地元の人たちと関わる中で覚えた英単語もあったそうです。
わからない言葉は、その場で聞いたり、あとからオフィスに来て「これどういう意味ですか?」と確認してくれることもありました。
気が付けばその学生は、スマートフォンに英単語アプリを入れて、自分から勉強を始めていました。
きっかけはスポーツ。
サッカーでもバスケットボールでも、ボールひとつあれば自然と人が集まり、会話が生まれます。
その姿を実際に見て、「スポーツを通じて友達ができる」という言葉の意味を、身をもって体験しているようでした。
ただその一方で、コートに通う時間が増えすぎてしまい、日本の学校のレポートが間に合わず、語学学校を休んでオフィスで勉強していたこともありました。
留学生活は、決してすべてがうまくいくわけではありません。
でも、そこで何を見つけるかは本当にその人次第です。

