
今日も朝からとてもきれいな青空が広がっているバンクーバー。
6月も折り返し地点を過ぎました。
現地の高校では年度末を迎え、語学学校では月末テストが近づいています。
これまで
「英語力がなくてもカナダ高校留学はできるのか」
「卒業できるのか」「テストはパスできるのか」といった点について色々書いてきましたが、今回は、その過程について少しお話ししたいと思います。
英語力がまだ十分ではない状態、例えば英文法の基礎であるbe動詞と一般動詞の使い分けがあいまいな段階から留学を始める学生は少なくありません。
よく「日本人は読み書きはできるけれど、話すのが苦手」と言われますが、今回お話ししたいのは、そんなケースではありません。
読み書きもまだ基礎段階で、be動詞と一般動詞の使い分けがあいまいな状態からカナダ高校留学を始める学生たちのお話です。
そのような状態で留学を始める学生たちの中には、まず語学学校で数カ月学び、その後9月から現地校へ進学するプランを選ぶ場合もあります。
語学学校での数カ月間で、聞く力・話す力は大きく伸び、語彙も増えていくため、単語をつなげながらでも会話ができるようになっていきます。
ただし、時には意味を取り違えてしまうこともあります。
そんな時は、スタッフがホストファミリーとしっかり連絡を取りながらサポートしています。
一方で、読む・書く力も伸びてはいますが、聞く・話すほどのスピードではないことが多いです。
実際に多くの学生を見てきて感じるのは、自分から机に向かって勉強する学生は意外と多くないということです(笑)。
でも、聞く・話すは違います。
学校でもホームステイ先でも外出先でも、一日中英語に囲まれているため、自然と英語を使う機会があります。
その一方で、学校が終わって部屋にこもり、日本語で動画を見て過ごす時間が長くなると、英語を使う機会は学校だけになってしまいます。
そうなると、聞く・話す力の伸び方にも少しずつ差が出てきます。
そんな彼らの英語は、語学学校の中では問題なく通じることが多いです。
先生たちは留学生の英語に慣れているため、たとえ単語をつないだ表現でも、「こういうことが言いたいんだな」と理解してくれます。
また、クラスメイト同士もお互い英語が母語ではないため、不思議とコミュニケーションが成立する場面が多くあります。
しかし、実際にお店へ行くと話は別です。
通じないこともあり、度々オフィスに学生からヘルプの連絡が入ってきます。
「注文したいんだけど通じない。」
「別のサイズが欲しいんだけど、何て言えばいい?」
そんなLINEが届くたびに、まるで実況中継を見ているようです。
そして、英語の勉強にやる気が出てくると、今度は授業中にオフィスへLINEで質問が届くようになります。
これもまた、別の意味で実況中継です(笑)。
ホストファミリーやチームの監督とのやり取りでは、翻訳ツールを使いながらコミュニケーションを取ることもあります。
こうして少しずつ英語を使う経験を積み重ねながら、学生たちは9月から始まる現地校生活へ進んでいきます。
そして、本当の英語との格闘はここから始まります。
現地校の授業では、どのような壁にぶつかり、どのように乗り越えていくのでしょうか。
その様子については、この続きを書いていきたいと思います。
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