
カナダの語学学校と聞くと、英語で英語を学ぶところ。
そんなイメージがあると思います。
英語を学ぶために通う語学学校。でも、英語力が上がってくると、学ぶ内容も少しずつ変わってきます。
英語の読み書きや会話、リスニング、文法など、英語を使うために必要なことを学ぶクラス。
そして、英語力が上がってくると、ビジネス英語や医療英語など、より専門的な内容を学べるクラスもあります。
文法なんて知らなくても、自然に言葉を身につけられたらいいですよね。
でも、子どもの頃のように、生活の中で自然に言葉を身につけていくのが難しくなると、やはり文法の知識も必要になってきます。
話すだけなら何となく伝わることでも、文章を書こうとすると、文法が分からずに困ることがあります。
日本語にも話し言葉と書き言葉があるように、英語にもそれぞれの使い方があります。
語学学校では、そうした英語の基礎から学んでいきます。
レベルによって、学ぶ内容も変わってくる
語学学校によって授業の構成は違いますが、文法、会話、読み書きなど、分野ごとに分かれたクラスがある学校もあります。
そして、一定の英語力が身につくと、ビジネス英語や医療英語など、より専門的な内容を学べるクラスもあります。
こうしたクラスになると、英語そのものを学ぶだけでなく、英語を使って別の分野について学ぶ要素も増えてきます。
英語を学ぶ段階から、英語を使って何かを学ぶ段階へ。
そんな変化も、語学学校の面白いところだと思います。
初級レベルでは、まず英語に慣れることから
初級レベルのクラスでは、学生たちは英語を理解すること自体に精いっぱい、ということもあります。
以前、学生たちと一緒に宿題をしたことがありました。
一緒に問題を見ながら説明しても、なかなか理解が追いつかない……。笑
英語で説明を聞いて、内容を理解して、それをもとに問題を解く。
英語そのものに慣れていないと、そこまで進むだけでも大変です。
授業で分からないことを、先生や友達に聞いて確認したり、オフィスに助けを求める学生もいます。
まずは英語を聞くこと、読むこと、話すことに慣れていく段階です。
中級レベルになると、クラス選びも考えるように
中級レベルになると、英語の基礎が少しずつ身についてきます。
プレゼンテーションやライティングの課題も出てきます。
自分の英語力に合ったクラスなら、授業についていくことにそれほど困らず、少し余裕を持って学べることもあります。
一方で、もう一つ上のレベルのクラスに挑戦してみてもいいのでは、と思うこともあります。
以前、ある学生に、
「もう一つ上のクラスでもいいんじゃない?」
と話したことがありました。
でも、その学生は、難しいクラスでストレスを感じるより、今のクラスで学ぶほうがいいとのこと。
その学生は、毎日遅刻することなく、授業を楽しんで受けていました。
英語力を伸ばすために少し難しい環境に挑戦するのも一つですし、今の自分に合ったクラスで、余裕を持って学ぶのも一つです。
英語を学ぶ目的も、クラスを選ぶ基準も、学生によって違います。
上級レベルでは、書くことや発表することも
上級レベルのクラスでは、ライティングやプレゼンテーションなどに取り組む学生もいます。
英語で文章を書き、自分の考えを整理して伝える。
調べたことをまとめて、英語で発表する。
ただ英語を覚えるだけではなく、英語を使って自分の考えを伝える力も必要になってきます。
そして、カレッジへの進学を目指す学生向けには、進学に必要な英語力を身につけるためのパスウェイコースもあります。
こうしたコースでは、ライティングの課題をいくつも抱えている学生もいました。
「締め切りが今日の夜中なんだよね。」
なんて話を聞くことも。笑
英語で英語を学ぶとはいっても、レベルや目的によって、取り組む内容はずいぶん違います。
英語力が上がると、選べることも増えていく
語学学校で学べることは、英語の基礎だけではありません。
英語力が上がってくると、専門的な内容を学んだり、進学を見据えたコースに進んだりと、選択肢も増えていきます。
もちろん、英語が苦手な学生は、最初からどのクラスでも自由に選べるわけではありません。
まずは自分のレベルに合ったクラスから始めることになります。
でも、そこで学びながら英語力を伸ばしていくと、少しずつ次の選択肢が見えてきます。
語学学校は、英語で英語を学ぶ場所。
それは間違いありません。
でも、英語力や目的によって、学び方も、学べる内容も変わっていきます。
英語を学ぶところから、英語を使って自分の興味がある分野を学ぶところへ。
そんなふうに、語学学校での学びが広がっていくこともあります。
実際に学生たちを見ていると、同じ語学学校でも、レベルや目的によって経験することはさまざまです。
そんなところも、語学学校の面白さなのだと思います。
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