成績表を見返して、改めて思ったこと

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カナダ高校留学中の学生たちは、夏休みに入りました。

先週後半から、学生たちの最終成績表が順番に発行されています。私たちは、その成績表を日本語に翻訳し、保護者様へお送りする準備を進めています。

カナダの成績表には、点数だけではなく、各科目の先生からのコメントも書かれています。今学期どのようなことを学び、授業ではどんな様子だったのか。そして、「こうするともっと伸びますよ」というアドバイスを書いてくださる先生もたくさんいます。

成績表を翻訳した後は、私たちから保護者様へのお手紙を添え、カナダでの学生たちの様子もお伝えしています。

今はテクノロジーの発達で、国境を越えても簡単に連絡が取れる時代です。ビデオ通話で顔を見ながら話すこともできますし、メッセージのやり取りも、以前とは比べものにならないほど身近になりました。

きっと保護者様も、学生本人から学校生活やホームステイでの様子を聞いていることと思います。

それでも、現地で学生たちを見ている私たちだからこそお伝えできることもあると思いながら、一人ひとりのお手紙を書いています。

今年卒業した学生たちのお手紙を書きながら、ふと過去の成績表も見返してみました。

すると、学期の途中から就学を始め、わずか2か月半しか授業を受けていないにもかかわらず、しっかりと単位を取得している成績表が出てきました。

そして、何年分もの成績表を見返していると、改めて気付くことがあります。やはり最初の1年間は、英語の授業だけ少し苦戦している学生が多いということ。他の教科より、英語だけ少し低い成績。

でも、最終学年になる頃には、その英語の成績が他の教科にきちんと追いついている学生がほとんどです。

先生方のコメントを読み返していても、その成長の様子がよく伝わってきます。

成績表は、その学期の評価だけではありません。

何年分かを並べてみると、その学生がどんなふうに成長してきたのか、その過程まで見えてきます。

そんな成績表を見ながら、改めて思いました。

今年卒業した学生たちは、アメリカの大学へ進学します。

中には、すでにその先の編入まで見据えて進学先を選んでいる学生もいます。

これから先も高いハードルはいくつもあると思います。

それでも、きっと一つひとつ乗り越えながら卒業していくんだろうなと思っています。

もちろん、その英語力は、留学しただけで自然に身についたものではありません。

毎日の授業、課題、友達との会話、ホストファミリーとの生活。

そうした積み重ねの中で、少しずつ英語が身についていきます。

だからこそ、これから留学を考えている学生には一つ伝えたいことがあります。

留学前にできるのであれば、英語の基礎はできるだけしっかり固めてきてください。

会話力は、現地での学校生活やホストファミリー、友達との毎日の生活の中で自然と伸びていきます。

日常で使うボキャブラリーも、少しずつ増えていきます。

でも、エッセイを書いたり、レポートを書いたりする英語は、やはり基礎となる文法力が大きく影響します。

少しでも早く現地の授業になじむためには、中学英語の文法は身につけておいた方が大きな力になります。

日本語でも話し言葉と書き言葉が違うように、英語も同じです。

もちろん、留学が始まってからでも勉強することはできます。

ただ、高校の授業と並行して学ぶことになるので、日本で基礎を固めてくるよりも大変になるかもしれません。

毎年この時期、成績表を翻訳しながら、学生たちの3年間を思い返しています。

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