
カナダ高校留学中の学生たちとお話をしていて、
先生に質問しに行ったんだと聞くと、いいことだなと思います。
自分から聞きに行けるって、なかなかできることではありません。
以前、授業で分からないことがあって、先生に質問しに行っている学生がいました。
自分から先生に聞きに行けるなんて、すばらしい!と思っていたのですが、あとから分かったのは、先生に説明してもらっても、本人はまだ十分に理解できずにいたことで、本人が、まだ分かっていないことに気づいていなかったのです。そこで、同じ科目が得意な別の学生に教えてもらうことにしました。
先生に質問することは大切です。
でも、質問して説明を聞くことと、その内容を理解することは、必ずしも同じではないんですね。
一方で、別の学生は、先生の机の近くの席に座るようにしているそうです。
理由を聞くと、
「自分で課題を進める時間になったら、すぐに質問できるから。」
とのこと。
授業中に先生の説明をさえぎるのではなく、自分で作業する時間になったら質問する。
なるほど。賢いな、と感心しました。
同じように分からないことがあっても、学生によって質問の仕方や解決する方法は違います。
最初から、自分で解決できるわけではありません
高校留学を始めたばかりの頃は、授業の内容や課題の指示が分からず、困ることもあります。
分からないまま課題をためてしまい、学校の先生からみかさんやホストファミリーに連絡が入ることもあります。
そんなときは、先生に未提出の課題や提出期限を確認し、学生と一緒に一つずつ整理していきます。
そして学校生活に慣れてくると、
「この先生に聞いてみます。」
と、自分で動き始める学生もいます。
そして、少しするとLINEが来ます。
「大丈夫になりましたー!」
「先生がこうしてくれると言っていました。」
こちらとしては心配していたのに、いつの間にか自分で解決している。
そんな報告を受けると、ちょっと安心します。
いつの間にか、自分でできるようになっている
最初は、こちらが先生に確認したり、次にどうすればいいかを一緒に考えたりしていた学生が、いつの間にか自分で進められるようになっている。
もちろん、今でも相談してくることはありますし、一緒に考えることもあります。
それでも、以前なら誰かに確認しなければ進められなかったことを、自分で先生に聞き、説明を理解して、次に進めるようになっている。
そういう変化を見ることがあります。
高校留学というと、英語力や勉強の成績に目が向きがちです。
でも、学生たちを見ていると、それだけではない成長があります。
分からないことを質問する。
説明を聞いて、もう一度考える。
必要なら、別の人にも聞いてみる。
そうやって少しずつ、自分でできることが増えていく。
学生たちを見ていると、そんな日々の積み重ねも、高校留学の中での大切な成長なんだなと思います。
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